Youtube.com : Missy Elliott - One Minute Man [featuring Ludacris] [Video]
1996年にアリーヤのセカンドアルバム『ワン・イン・ナ・ミリオン(One In A Million)』をティンバランドとミッシーが共に手掛ける。その革命的なサウンドは結果的に2人を大ブレイクさせる。ミッシーはラッパーとして、ティンバランドはプロデューサーとしてそれぞれのスターの道を歩み始める。
1997年遂にシングル「The Rain(Supa Dupa Fly)」でデビューを果たす。アン・ピーブルズの「I Can Stand The Rain」をフックに引用したこの曲はデビューシングルにして大ヒットを記録し、一気にミッシー・エリオットという名が知られることになる。また、ヒットシングル「Beep Me 911」、「Hit Em Wit Da Hee」、「Sock It To Me」とこの曲「The Rain(Supa Duva Fly)」が収録されたデビューアルバム『Supa Dupa Fly』は全米アルバムチャートで3位、R&Bアルバムチャートでは見事1位を記録する。
1999年、シングル「She's A Bitch」、「All N My Grill」、「Hot Boyz」が収録された2ndアルバム『Da Real World』がリリースされる。このアルバムは3000年の音をテーマに作られている。中でも「Hot Boyz」は全米シングルチャートで5位、R&Bシングルチャートで1位を記録し、この年のクラブヒットチューンとなる。同様に2ndアルバムも全米チャート10位、R&Bアルバムチャートで1位を記録し、大ヒットさせる。
2001年、シングル「Get Ur Freak On」、「One Minute Man」、「Take Away」、「4 My People」が収録された3rdアルバム『Miss E...So Addictive』がリリースされる。このアルバムの代表曲「Get Ur Freak On」は日本人男性が「これからみんなでメチャクチャ踊って騒ごう騒ごう」と日本語で語るイントロから始まり、日本でも話題をさらった。3rdアルバムは全米アルバムチャート2位、R&Bアルバムチャートで1位を記録する。
Youtube.com : Missy Elliott - Get Ur Freak On [Video]
2003年、シングル「Pass That Dutch」、「I'm Really Hot」が収録された5thアルバム『This Is Not A Test』がリリースされる。レゲエやダンスホールなどのジャンルを上手くヒップホップとR&Bにミックスさせた本作は全米アルバムチャートで13位、R&Bアルバムチャートで3位を記録する。
2005年、シングル「Lose Control」、「Teary Eyed」、「We Run This」が収録された6thアルバム『The Cookbook』がリリースされ、全米アルバムチャートで2位、R&Bアルバムチャートで2位をまたもや大ヒットを記録する。
ラップ・ファンがいつもミッシーのニュー・アルバムを心待ちにしているのには理由がある。彼女の音楽には遠慮というものが一切ないのだ。「Toyz」でのミッシーは、自己愛にまみれた俗物どもの不可解さに驚嘆の声をあげてみせた。しかも、嫌味なく! 彼女以外の誰がこんなことをやるだろうか?
第一線に立つラップ・スターの大半は充分にセクシーで、リスナーを魅了するのにことさらな努力など必要なさそうだが、ミッシーはラップを聴く女性の95パーセントを占めている「ハル・ベリーになれない人たち」の肩をもつ。そして、申し訳なさそうに付け毛を揺らす女性を「Let Me Fix My Weave」で祝福するのだ。自虐ネタといえば、ジャジーな「I'm Not Perfect」もそうである。
とはいえ、本作は「ミッシー・エリオットのすべて」というアルバムではない。ビートの魔術師として知られる盟友ティンバランドと共に、彼女は現在のラップ・マーケットで敬遠されることをやってやろうと戦っているのだ。本作の頂点は、ジェイ・Zをフィーチャーした「Wake Up」だ。ここでミッシーは、リベラーチェの真似をして華やかなエンターテイナーを気取ったり、最高級のスポーツ・カーを乗り回したりするばかりが能じゃないと思い出させてくれる。
ゲストとのコラボレーションの大部分が未消化で不必要と感じられるのは確かだが、バハマディアと同様に、ミッシーはコラボレーターを打ち負かすのではなく、一歩前進させることのできる数少ない女性MCである。タイトルとは裏腹に、このアルバムは実験的なラップがどれほど大きな成功を収めることができるかを見極めるテストとなるだろう。(Dalton Higgins, Amazon.com)
Gettin' by with a little help from her friends, you have to know that Missy Elliot means business when her CD starts out with an intro by rap's reigning jester, Busta Rhymes ("Busta's Intro"). From there on, Elliot's soulful vocals and clever raps would serve to be strong enough on it's own, but the whole disc becomes a super-powered collective when a host of celebrities contribute on nearly every song. There's the built-for-cruising grooves of "Sock It 2 Me" featuring Da Brat on trademark lightening-fast rhymes, the sultry Ginuwine-marked "Friendly Skies" and "Best Friends" with Aaliyah. Supa Dupa Fly is a disc filled with woman-empowering lyrics and philosophies, but those looking for a role model for young children should be forewarned; some rough language is mixed in with the disc's good intentions. --Denise Sheppard